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更新日:2024年7月9日
大崎町は、鹿児島県の東南部、大隅半島に位置します。自然豊かで、農畜水産物に恵まれた町で、またリサイクルに力を入れる環境にやさしい町です。
資源リサイクル率14回日本一の町!埋め立て処分場の延命化を第一に考え、町民・企業・行政の連携により「混ぜればごみ、分ければ資源」を合言葉に、27品目の分別に取り組んでいます。
生ごみ・草木で作られた完熟たい肥を用いて栽培された菜の花から、菜種油を製造・販売しています・使用後の油は、回収され石鹸や軽油の代替燃料などに生まれ変わります。
<< 春には菜の花畑が広がります >>
飯福寺(いいふくじ)の石塔郡
【場所】大崎町益丸1392-1
飯隈山(いくまやま)飯福寺(いいふくじ)照信院(しょうしんいん)は、中央勢力や、島津各代の藩主と深く関わり、南九州最大の修験道場として君臨しました。明治時代初期の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で寺院は破壊されましたが、現在一部復元されています。
国指定重要文化財や国指定史跡、町指定有形文化財、町指定史跡など、27の指定等文化財があります。
瀬戸間伏橋(せとまぶしばし)
【場所】大崎町野方
菱田川上流の瀬戸間伏川に架かっている石橋。江戸時代、菱田川には2か所に橋が架けられ、その1つが瀬戸間伏の石橋です。明治10年(1877年)西南の役の際、官軍の進軍を阻止するため破壊され、現在残る石橋は大正10年に架けられたものです。
・町花「さざんか」と7kmにおよぶ白砂青松の海岸線のデザイン
・うみがめデザイン
大崎町の海岸には、うみがめが産卵に訪れます。くにの松原内に隠れているので、探してみてください。
【場所】大崎町野方2891-イ
元禄2年(1689年)荒佐野住民が大阪から移住するにあたり、伊勢神宮から歓請し伊勢神社と称していましたが、明治8年に照日神社と合祀されて以来、照日神社として称しています。境内には観音堂や轟神社、稲荷神社、展望所などがあります。
五穀豊穣、無病息災、縁結び
毎年3第2日曜日に「荒佐春祭り」が開催され、伝統芸能「神舞(かんまい)」が奉納されます。
仮宿(かりじゅく)の なげどん
【場所】大崎町仮宿
「仮宿のなげどん」と呼ばれ親しまれている幹回りが8mもある巨大なタブノキ。樹齢は約400年、根元には馬頭観音が祭られており、昔から神木として大切にされてきました。タブノキとしては鹿児島県最大級の大きさを誇ります。
【場所】大崎町持留
中央部に位置し、志布志湾や鹿屋市方面の眺望が楽しめます。周辺には四季折々の花木が植樹されており、季節ごとに違った風景を見ることができます。
展望所から約1Kmのところには太平洋戦争の戦跡「トーチカ」と呼ばれるコンクリート製の防御軍地が当時のままの様子で存在します。志布志湾を一望できる位置であるため、山をくり抜いてトーチカが築かれました。トーチカは数か所確認されており、持留観測所が重要な役割を担っていたことがうかがえます。
都萬(つま)神社
【場所】大崎町仮宿1589
平成21年に社殿が国の登録有形文化財に登録されました。本殿の軒には十二支の彫り細工が施されています。主祭神の木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫の邇邇芸命(ににぎのみこと)の妻であることから、都萬神社と呼ばれています。肝付氏や島津氏によって大切に守られてきた神社で、地元有力者によって奉納された銅鏡が多く所蔵されています。「籬菊双雀文様鏡(まがききくそうじゃくもんようきょう)」は国指定文化財。
安産、子育て、縁結び
戦争によって70年以上途絶えていた伝統芸能「神舞(かんまい)」が、地域住民によって平成22年に復活しました。毎年10月第4日曜日に奉納されます。
【場所】大崎町益丸226-1
数百万本のクロマツが広がり、日本の白砂青松100選にも選ばれている美しい海岸で、絶滅危惧種のウミガメやコアジサシが産卵地として選ぶ自然豊かな海です。4月下旬頃から5月にかけて、潮干狩りを楽しめます。※水深が急に深くなる地形で、また離岸流が発生しやすいため、遊泳は禁止です。
大海原を旅してきたアカウミガメが産卵に訪れます。
町では2名のウミガメ保護監視員さんが保護にあたっています。
昭和30年頃に建設された石蔵。当時は、焼酎を保管していました。
以前は大多福(おたふく)という焼酎会社で、戦後は、鹿屋航空基地からアメリカ兵が焼酎を買いに来ていたそうです。現在は、焼酎の製造はしていません。
▲写真は、圧縮された空き缶。資源として活用されます。
そおリサイクルセンター
【場所】大崎町菱田1218-48
町民が決められた曜日に出したごみを、(有)そおリサイクルセンターが回収し、更に細かく分別します。地域から回収した廃棄物の約8割は、資源として再活用されています。
田の神は、田を守り豊作をもたらすと信じられています。石に刻み豊作を祈願する風習は、薩摩藩独特の文化です。「たのかんさぁ」呼ばれています。田んぼの見える高台や田んぼの畦に、今でも表情豊かな田の神さぁがただずんでいます。
【場所】大崎町横瀬1427
5世紀半ば(古墳時代中期)につくられた全長約140mの、県内で2番目に大きな前方後円墳で、古墳の形や出土品から、ヤマト政権と深いつながりがあったと推測されています。1,550年前から当時のままの形を保っています。国指定史跡に昭和18年に指定されました。
豊栄の舞(とよさかのまい)、小鬼神舞(こきじんまい)、四人鬼神舞(よったいきじんまい)、薙刀(なぎなた)舞(まい)、田之神舞(たのかみまい)、杵(きね)舞(まい)などが奉納されます。
【日程】毎年10月第4日曜日
【場所】大崎町仮宿1589
【日程】毎年3第2日曜日
【場所】大崎町野方2891-イ
シラスウナギ(ウナギの稚魚)は黒潮にのって大隅半島の河口をめざしてやって来ます。夜に活動し、明りに寄ってくるので、ヘッドライトをつけ大きな網ですくいます。毎年12月に漁が解禁となりますが、ウナギ漁は水産資源保護のため、都道府県知事から許可を受けた方だけが規制に従って捕獲することができます。
絶滅危惧種のコアジサシ(鳥)が産卵に訪れ、育った雛と旅立っていきます。
絶滅危惧種の生物が安心して産卵、子育てできるよう、町内のさまざまな団体がごみ拾いや保護活動などを実施しています。
道の駅くにの松原おおさき
【場所】大崎町神領2419
巨大カブトムシがお出迎え!フォトスポットにもなっています。
夏に「カブトムシ相撲大会」が開催され、全国から1000人近くの子どもが集まります。