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更新日:2024年6月3日
日本国内に居住する20歳以上60歳未満のすべての方が国民年金に加入します。お勤め先で厚生年金、共済組合に加入の方は国民年金にも加入していることとなります。国民年金には「老齢基礎年金」「遺族基礎年金」「障害基礎年金」の3種類の基礎年金があります。
未加入、未納の期間があると必要な給付を受けられない場合がありますので、手続きにお忘れがないようお願いします。各種手続きは、大崎町役場戸籍年金係もしくは鹿屋年金事務所になりますが、マイナンバーカードをお持ちの方はマイナポータルを利用して電子申請ができるものもありますので、ご利用ください。(例:取得届出、保険料の口座振替、免除、猶予、学生納付特例等)
※納付方法は①口座振替②クレジットカード③金融機関等窓口やコンビニ④電子決済から選べます。
※令和6年度保険料 月額16,980円
※月額400円の付加保険料を納付し、将来の老齢基礎年金を増額することもできます。
口座振替の申請は、マイナポータルを利用することで、電子申請が可能です。(ページ最下部参照)
20歳になったときの加入は、日本年金機構から国民年金(第1号被保険者)に加入したことのお知らせが届きますので届出は必要ありませんが、次の場合は加入の届出が必要です。
事 柄 |
必要なもの |
会社を辞めたとき (第2号から第1号被保険者となる) |
退職日が分かる書類 |
配偶者がお勤め先の社会保険の扶養から外れたとき (第3号から第1号被保険者となる) |
扶養から外れた日が分かる書類 |
※上記のとおり、第2号・第3号被保険者から第1号被保険者になる場合のみ、届出が必要となります。
マイナポータルを利用することで、電子申請が可能です。(ページ最下部参照)
会社に勤めることになったときなどは事業所を経由して届出がありますので、ご本人様で特に届出は必要ありませんが、亡くなられた場合には届出が必要です。
事 柄 | 必要なもの |
亡くなられたとき ※亡くなられた月までの未支給の年金を受け取るための手続きなどがあります。 |
・亡くなられた方の年金証書 ・年金を受け取る方の通帳 ・亡くなられた方との関係が分かる戸籍謄(抄)本 ・マイナンバー(町外の方が受け取る場合) |
※未支給の年金を受け取ることができる方は、亡くなられた方と生計を同じくしていた3親等内の遺族です。
国民年金では老齢基礎年金・障害基礎年金・遺族基礎年金の3つの給付(基礎年金)があります。その他に、第1号被保険者の独自の給付として、付加年金、寡婦年金及び死亡一時金があります。
老齢基礎年金は、国民年金の保険料を納めた期間や免除期間が原則として10年以上ある方が65歳に達したときに支給されます。
※20歳から60歳になるまでの40年間、すべての国民年金の保険料を納めた場合です。納付期間が40年に不足する場合は減額されます。
障害基礎年金は、国民年金の被保険者期間中に初診日がある病気・けがで障害になったときに支給されます。
2.支給額
1人につき 234,800円(1人目・2人目の子)
1人につき 78,300円(3人目以降の子)
遺族基礎年金は、被保険者が亡くなられたとき、その方によって生計を維持されていた「子のある配偶者」または、「子」に支給されます。※子は18歳到達年度の末日まで、または障害のある場合は、20歳まで支給されます。
①国民年金の被保険者であること
②国民年金の被保険者であった方で、日本国内に住所があり、60歳以上65歳未満であること
③資格期間が25年以上ある老齢基礎年金の受給権者
④老齢基礎年金の資格期間が25年以上ある方
※①、②については、死亡月の前々月までの被保険者期間のうち、保険料納付済期間と免除期間を合わせた期 間が3分の2以上である方。または、死亡月の前々月までの直近の1年間に国民年金の滞納がないこと(令和8年3月31日以前が死亡日で、死亡日に65歳未満の場合)
2.支給額
①子のある配偶者に支給される遺族基礎年金の加算額
1人につき 234,800円(1人目・2人目の子)
1人につき 78,300円(3人目以降の子)
②子に支給される遺族基礎年金の加算額
1人につき 234,800円(2人目の子)
1人につき 78,300円(3人目以降の子)
付加年金
国民年金の保険料に上乗せして月額400円の付加保険料を納めることで、将来の老齢基礎年金の額を増やすことができます。付加保険料の納付は申出月からの開始となります。付加年金は、2年以上受け取ると納めた付加保険料以上の付加年金を受け取れます。
マイナポータルを利用することで、電子申請が可能です。(ページ最下部参照)
(例1)1ヶ月間付加保険料を納めた場合(納付済保険料 400円)
〈上乗せされる年金の年額〉200円
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目以降 |
200円 | 200円 | 200円 | 同様 |
この場合納付した保険料は400円で、年金をもらい始めてから2年で納付した分を受け取ることになる。
(例2)5年間付加保険料を納めた場合(納付済保険料 24,000円(400円×60ヶ月))
〈上乗せされる年金の年額〉200円×60ヶ月=12,000円
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目以降 |
12,000円 | 12,000円 | 12,000円 | 同様 |
この場合納付した保険料は24,000円で、年金をもらい始めてから2年で納付した分を受け取ることになる。
年金をもらい始めて2年間で元が取れることになり、その後も支給が一生涯続くので大変お得です!
寡婦年金
第1号被保険者としての保険料納付済期間が10年以上ある夫が、年金を受けずに亡くなられた場合に、夫によって生計を維持し、10年以上婚姻関係があった妻に60歳から65歳までの間支給されます。
※既に老齢基礎年金などの給付を受けている場合は支給されません。
死亡一時金
3年以上国民年金の保険料を納付した人が、年金を受けないで亡くなられたときに、生計を同一にしていた遺族に支給されます。
※既に亡くなられた方が老齢基礎年金などの給付を受けていたり、遺族が遺族基礎年金の給付を受けられる場合は支給されません。
国民年金保険料の納付が経済的に困難な場合、保険料の納付が「免除」または「猶予」される制度があります。申請のあった月の2年2ヵ月前までの期間(保険料の納付期限から2年を経過した期間を除く)について、さかのぼって免除・猶予を申請することができます。(申請免除・納付猶予・学生納付特例・産前産後の免除)
マイナポータルを利用することで、電子申請が可能です。(ページ最下部参照)
〈メリット〉
所得が少なく本人・世帯主・配偶者の前年所得が一定額以下の場合や失業した場合など、国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合は、ご本人から申請書を提出いただき、申請後に承認されると保険料の納付が免除になります。免除される額は、全額、4分の3、半額、4分の1の4種類があります。
要件 |
本人、世帯主、配偶者の前年所得(1月から6月に申請される場合は前々年所得)が一定額以内の場合 ※失業中の場合、本人所得を除いて所得の審査をする失業等による特例免除があります。 |
必要なもの | 失業等による特例免除を申請される場合は、離職票または雇用保険受給資格者証の写しなど |
要確認 | 一部免除の承認を受けた方で、残りの部分を納めていない場合、未納期間と同じ扱いとなります。未納期間は、年金を受け取る受給資格期間に反映されず、年金額にも反映されません。また、納付期間から2年を過ぎると時効により納めることができなくなりますので、納め忘れがある方は、早めに納めましょう。納付書をなくされた方は、お近くの年金事務所までご連絡ください。 |
20歳から50歳未満の方で、本人・配偶者の前年所得が一定額以下の場合には、ご本人から申請書を提出いただき、申請後に承認されると保険料の納付が猶予されます。
要件 |
50歳未満の方で本人・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以内であること。 |
要確認 | 納付猶予の期間は、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金を受け取るために必要な受給資格期間にカウントされますが、後から追納しないと老齢基礎年金額が増えることはありません。 |
学生には、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」が設けられています。
要件 |
学生の方で本人の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以内であること。 |
必要なもの | 在学証明書または、学生証の写し |
第1号被保険者が出産する場合に,出産予定月の前月から4か月間(多胎妊娠の場合には出産予定月の3か月前から6か月間)の保険料が全額免除されます。この場合の出産というのは、妊娠85日(4か月)以上の分娩のことで、早産、流産および人工妊娠中絶を含みます。この産前産後の期間の各月は、保険料納付済期間として将来受け取る年金額に反映されます。
産前産後免除は出産予定日の6か月前から申請ができ、申請期限はないので、出産後でも申請可能です。
「年金額を満額に近づけたい方」「年金の受給資格期間に不足している方」は、60歳以降でも国民年金に任意加入することができます。(厚生年金保険、共済組合等加入者を除く)
要件 |
1 日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の方 2 老齢基礎年金の繰り上げ支給を受けていない方 3 20歳以上60歳未満までの保険料の納付月数が480月(40年)未満の方 4 厚生年金保険、共済組合等に加入していない方 上記を全て満たしている方の他、次の方も加入できます。 5 年金の受給資格期間を満たしていない65歳以上70歳未満の方 6 外国に居住する日本人で、20歳以上65歳未満の方 |
要確認 |
・6以外の方について、保険料の納付方法は口座振替が原則となります。 ・申出のあった月からの加入となります。 |
最近、年金事務所の職員を装った不審電話の報告が増えています。医療費や給付金の払い戻しがあることを説明し、銀行や郵便局でATMの操作を指示するという手口です。
年金事務所の職員がATMの操作をお願いすることはありません。
不審な電話等がありましたら、年金事務所までご連絡ください。
電子申請について(取得届出、付加年金、保険料の口座振替、免除、猶予、学生納付特例、産前産後)
鹿屋年金事務所(外部サイトへリンク) (住所)鹿屋市寿3-8-19 (連絡先)0994-42-5121
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